ステレオの修理

2020/06/03 ブログ

古いステレオなんですが音が出ないとご依頼をいただきました。

メーカーでの部品の供給は終了していますが一度見させていただきますとお預かりしました。

なんとなくですが音声回路のコンデンサという部品の不良かなと判断しています。

アンプを分解していきます。

 

こちらがアンプです。

アンプはCDやカセットを再生したときに音声を増幅してヘッドホンやスピーカーに出力する部分です。最近の一体型のコンポは内蔵されていますね。

アンプを開けるとコンデンサの不良の独特のにおいがしていました。

よく見るとコンデンサから液漏れがしていて、その電解液からにおいがするんです。

よくあるのは乾電池から白い粉のようなものが出ているのを見たことがある方もといらっしゃると思いますが、それのスゴイ版です。

 

毎回ですが修理に夢中になり基板の写真がないんです。

こちらは交換したコンデンサです。かなり液漏れしていました。

漏れた電解液を綺麗にふき取り基板内の電子部品が誤動作しないようにします。

電解液なので基板が誤動作を起こしやすく、勝手に音声の回路を入れたり切ったりして、基板のパターンを腐食させたりするので、テスターで導通を計測していきます。

スマホやゲームの水濡れよりも厄介です。

コンデンサの交換と基板の清掃をして本体の動作の確認をします。

一応音は出たのですが少しノイズが入っているのでもう一度分解します。

結局3回基板の清掃とコンデンサの追加の交換をしてなんとか正常に音声が出るようになりました。本体のCDとカセット部は正常に動作しない部分があるのですが修理ができないことを納得いただき修理完了です。

詳しい話は聞いていませんが大切なステレオなんだと思います。

私自身、長年オーディオ製品の修理をしていた経験から何度も修理ができないと返却したことがあります。ある程度仕方がないのですが何とかしようと思っています。

本体の修理というより思い出の修復だと思っています。


ステレオの修理はイシデンまでご相談ください。

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カギと修理のイシデン 石神